Google CloudのCloud Security Command Center(CSCC)はGoogle Cloud Platformのセキュリティとデータリスクの正規データベースです。
CSCCは、アセット、リソース、ポリシー、IAMポリシー、調査結果、セキュリティと「リスクに固有の注釈」をすべて1か所に統合し、セキュリティとデータリスクの情報、管理、推奨事項を処理します。
CloudflareはCSCCに初めて導入されたセキュリティプロバイダーの1つです。CSCCダッシュボードを介して、Cloudflareからの主要な脅威、脅威タイプ、Firewall Eventsに関する情報がほかのセキュリティアプリケーションの指標とともに表示され、Webアプリケーションのセキュリティ対策の全体像を把握できます。
Google Cloud Security Command Centerとの統合は、CloudflareのEnterprise プランでご利用可能です。CSCCでCloudflareを有効にする前に、Accessをリクエストする必要があります。
Cloudflareのネットワーク容量は、記録されている過去最大規模のDDoS攻撃よりも23x大容量です。296 Tbpsの容量により、第3、4、7層およびDNSインフラストラクチャを狙った攻撃をはじめとする現代のあらゆる分散型攻撃にも対処できます。
CloudflareはGoogle CloudがホストするWebアプリケーションとAPIに対し、攻撃の規模に関係なく、追加コスト、上限、超過支払いなしで、分散型サービス拒否(DDoS)定額制軽減サービスを提供します。
Cloudflareは、SSL/TLS 1.3、DNSSEC、web application firewall(WAF)、Rate Limiting、IPレピュテーションデータベースなどのさまざまなセキュリティサービスを通じて、Google CloudがホストするインターネットアプリケーションとAPIにおける顧客の秘密データの侵害を防止します。