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ドメイン固有のSSL証明書管理における問題を取り除く

SSL証明書の管理が、かつてないほど簡単で費用対効果が高くなっています。Cloudflare ダッシュボードを数回クリックするだけで、専用SSL証明書が自動的に生成され、Cloudflareのグローバルコンテンツ配信ネットワーク全体に伝達されます。これにより、超高速パフォーマンスと互換性に加え、強力な暗号化を提供します。

完全なマネージドソリューションを提供する専用SSL証明書では、プライベートキーの生成、証明書の署名リクエスト（CSR）の作成、証明書の更新、Heartbleedといった暗号化における脆弱性が発見された後の失効と再発行などの負担や、従来のSSL証明書に関連するメンテナンスタスクにかかるその他の負担を排除します。

専用SSL証明書によって、お客様のサブドメインの複数のレベルを保護し、コモンネーム（CN）に完全修飾ドメイン名を含めることができます。他社と比べてお求めやすい価格となっている専用SSL証明書は、低価格で完全なマネージドソリューションです。

専用SSL証明書を購入する

セキュリティを管理する

URLバーに付いている鍵マークとHTTPはデータの完全性を保証するほかに、訪問者が個人情報や財務状況が安全で暗号化されていることを知ることができるため、訪問者からの信頼も高めます。HIPAAとPCIのコンプライアンス要件を満たすだけでなく、HTTPSはランキングシグナルであるため、ドメインのSEOを向上させる可能性もあります。Cloudflare ダッシュボード内で数回クリックするだけで、またはAPIを経由してSSL証明書の作成と管理を簡単に実行できます。

ワイルドカード証明書は、ドメインの複数のレベル（例：example.com、.example.com、.secure.example.com）をすべて1つの証明書でカバーすることで、複数のホストネームを保護する際の複雑性を削減します。

所有するSSL証明書を常に最新の状態にすることは、重要なセキュリティ対策です。Cloudflareの専用SSL証明書は、お客様に代わって、有効期限が切れる前に自動的に更新されます。セキュリティ条件が必要な場合にもデータが最高レベルの完全性と可用性を確保するために、自動的に再発行します。

遅延を削減し、パフォーマンスを最適化する

証明書と訪問者の間の物理的な距離が近いほど、パフォーマンスが大幅に向上します。Cloudflareは世界中のエッジサーバーに証明書を配布し、TLSハンドシェイク中に発生する遅延を大幅に削減します。

Cloudflareは、トランスポート層セキュリティ（TLS）1.3プロトコルのような新しい暗号化技術で大きく貢献してきました。TLS1.3は、TLSの旧バージョンとは比べものにならない優れたプライバシーとパフォーマンスを提供します。Cloudflareはグローバル規模でTLS1.3を提供した最初の企業です。安全なWebは、旧バージョンや保護されていないHTTPよりも高いパフォーマンスを発揮します。

Cloudflareは、ページのロード時間を短縮するために設計されたHTTP/2とサーバープッシュのようなネットワーク技術を世界規模で実装し、業界をリードしています。HTTP/2とサーバープッシュを活用するために、HTTPを介した安全な接続が必要となります。

ブラウザとデバイスに最適な互換性

Cloudflareが発行する証明書は、すべての一般的なブラウザ、メールクライアント、オペレーティングシステム、モバイル端末で信頼を得ています。

最大限の互換性のために、各専用SSL証明書には3つのバージョン（SHA-2/ECDSA、 SHA-2/RSA、SHA-1/RSA）の証明書が含まれます。ブラウザがお客様のドメインに接続しようとすると、Cloudflareは接続を確立するために最適化された証明書バージョンを提供します。

データ転送を保護するために、SHA-2/RSA証明書とSHA-1/RSA証明書は2048ビットのプライベートキーを使いますが、SHA-2/ECDSA証明書はP-256曲線を使用します。ECDSAではキーがさらに小型になってTLSを加速化し、よりスケーラブルにするため、Webで使用されているデフォルトの暗号化よりもさらにセキュリティが向上します。