日本航空

日本航空はCloudflare Area 1を使用して社員を悪意のあるメールから守りながら、運用の効率化を実現しています

日本航空株式会社（JAL）は日本を代表する航空会社の一つであり、35,000人以上の従業員を擁します。JALは、国内・海外の数百の都市に、乗り入れており、世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループを目指しています。 JALは公共交通機関を担う重要インフラ事業者として、情報セキュリティに取り組まれてきました。

チャレンジ： 日本航空のメールに高度なセキュリティを確保すること

JALではメールセキュリティをとても重要視しています。何万人もの社員がいる中で、メールはコミュニケーション及びビジネスにおける重要なツールです。 「情報セキュリティへの取り組みは、情報技術（IT）に支えられた現代社会における共通の課題です。公共交通機関を担う重要インフラ事業者として、情報セキュリティへの取り組みは、当社のあらゆるステークホルダーの求めるところであり、当社の社会的責任のひとつでもあります。」IT運営企画部・セキュリティ戦略室 山脇学氏

山脇氏は、情報セキュリティは、運航の安全と同様、、非常に重要であり、何もせずにその安全が得られるものではないと考えています。変化する経営環境に適切に対処し続けることが求められ、セキュリティを確保するために、JALは日々変化するビジネスとIT環境に対応し続けなければならないと考えています。

JALでは最高品質のメールセキュリティを必要としており、過去に使用していたソフトウェアは100%満足できるものではなく、悪意のある一部のメールはメールフィルタを通過してしまうケースもありました。

「別のメールセキュリティ製品を導入していましたが、大きな問題は抱えていなかったものの、Emotetなど一部のメールがすり抜けてしまう状況でした。今回、日本航空ではメール製品の変更のタイミングで、メールセキュリティにおいて100点を採れるような製品を探していました。そこでCloudflare Area 1を見つけ、導入することとなりました。」

Cloudflare Area 1がもたらす新感覚の高機能化

従来のメールセキュリティ製品は、メール製品と直列接続で密結合しており、メールにおけるセキュリティはセキュリティ製品のみで対応していました。しかし、Cloudflare Area 1では、組織で利用されているメール製品が有するセキュリティ機能を最大限活用することが可能です。

山脇氏はまた、Area 1によって、ユーザーと管理者の双方にとって、運用の非効率性や負担が軽減されたことを評価しています。ユーザーは、以前の製品では、不審メールを受信した場合、ダイジェストメールを受け取り、確認をして対応をしていましたが、現在は、迷惑メールフォルダの定期的な確認のみで対応できるようになりました。

使い勝手の良さ

JALでの導入においては、Area 1のセットアップをスムーズに行うことができ、構築・移行・運用も短期間で完遂することが出来ました。 使用開始まで時間がかからなかったことは大きなメリットでした。その上で、JALは悪意のあるメールの検出精度及びAPIとしての使いやすさに高い満足度を示しています。

「Area 1がクラウドベースのSaaSソリューションとして非常にシンプルで使いやすいということ、その高いレベルのメール判定精度について、社内でも話題になることがあります。」IT運営企画部・セキュリティ戦略室 山脇学

サポート体制

さらに山脇氏はPremium Success が提供するArea 1サポートのレベルの高さにも満足しています

「導入から現在まで、Cloudflareチームの皆さんにはきめ細やかなサポートをしていただいておりますので、非常にスムーズに移行ができました。Cloudflareチームと定期的にミーティングをさせていただけたことで、十分なコミュニケーションが取れたと思います。我々の業務をしっかり理解していただいたうえで適切なアドバイスをくださって、問題解決に導いていただきました。非常にありがたいと思います。」

「Cloudflareチームは我々が普通に使っていたら分からない機能や、関心のある機能の詳細を教えてくださる他、やりたいことをどうすれば実現できるかというところを相談に乗ってくださいます。適切なアドバイスをいただけるところに非常にメリットを感じております。」

悪意のある攻撃からメールが守られていることは、安心感につながり、このようなCloudflareのサポートとパートナーシップは、JALにとって非常に有益であると評価されています。