高速なWeb体験を提供することは、単に訪問者の近くにファイルを移動させることではありません。
ページリソースの配信順序を最適化したり、訪問者の画面に一秒でも速く表示し、利用できるようにしたりすることです。
またどの場合に、なぜWebページのレンダリングが遅れ、それに対して何ができるかを知ることです。
貴社のWebサイトの速度を測定して、高速化のための手順を知りましょう。
すでにCloudflareのお客様ですか?今すぐ有効化
測定できなければ、改善できません。
Webサイトの実際のユーザーエクスペリエンスと、Cloudflareを利用した場合のパフォーマンス面でのメリットを測定してください。
Browser Insightsでは、TCP接続時間、DNS応答時間、最初のバイトまでの時間(TTFB)、ページのロード時間、およびその他の要素を、世界中の訪問者の視点で計測することができます。
ダッシュボードのSpeed Pageでも、Webページの読み込み中に撮られた画面のスナップショットが生成されます。これを使用して、Cloudflareを利用した場合のキャッシュを有効にした状態と直接お客様の配信元に接続した場合の、Webサイトの読み込み時間を、実際に見比べることができます。
Webページは、画像があったほうが訪問者の目を楽しませてくれますが、大容量の画像の使用によってWebページの表示速度が低下することも多々あります。また、モバイル機器向けとデスクトップ向けに複数の画像を作成・管理するのも複雑な作業です。
Cloudflareのイメージの最適化 アルゴリズムは、シームレスな画像配信を実現し、複雑な作業は不要です。
Image Resizing 機能を使用して1つのマスター画像からサイズの異なる複数の画像を作ったり、Mirage を使用して画像配信の効率化を上げたり、Polish で単純に画像を圧縮したりするなどの機能が利用できます。
配信元にある単一のマスター画像から、別の高品質の画像を作成。画像のサイズ変更、トリミング、圧縮、WebPへの画像変換により帯域幅コストを低減しパフォーマンスを向上します。
訪問者が使用しているデバイスに応じて画像配信を高速化。 Mirageは画面サイズと接続速度を検出し、現在のブラウザのウィンドウ向けに最適化した画像を配信します。
メタデータを取り除き、可逆または不可逆圧縮を適用して画像から冗長バイトを削除することで、画像サイズを低減。
「Cloudflareで、画像のロード時間が2倍~3倍も短縮した上、毎月の帯域幅の使用量の節約率は50%を上回っています」
Mikayel Vardanyan
CTO
Webページは、数十から場合によっては数百におよぶリソースで構成されており、個々のリソースがブラウザに読み込まれて、最終的に表示されるコンテンツの形に整えられます。訪問者がコンテンツを閲覧し、ページを利用するのに要する時間は、こうしたリソースの読み込み順序によって大きく左右されることがあります。
リソースの配信順序は、ブラウザに関係なく最適化されます。 Enhanced HTTP/2 Prioritizationは、ブラウザのデフォルト設定を優れたスケジューリングスキームで上書きし、訪問者が体感する表示速度を大幅に向上します。
レンダリングを妨げるJavaScriptの読み込みを遅らせて、Webページへのテキスト、画像、フォントの読み込みに優先度順位付けを行います。
カスタマイズしたTCP設定を選択し、レイテンシーを低減し、接続のスループットを向上します。
JavaScript、CSS、 HTMLファイルから不要な文字を削除します。
不可逆圧縮アルゴリズムで、キャッシュされたHTTP/Sページのサイズを縮小します。