CloudflareとMetaが協力してLlama 2をグローバルに利用可能に

Llama 2がCloudflareのサーバーレスプラットフォーム上でグローバルに利用可能に

コネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare, Inc.クラウドフレア)は本日、Llama 2オープンソース大規模言語モデル(LLM)を、クラウドフレアの開発者向けプラットフォームWorkers上でAIアプリケーションを構築する開発者が利用できるようにするため、Metaと提携したことを発表しました。

最近まで、LLMにアクセスする唯一の方法は、独自のモデルを呼び出すことでした。LLMのトレーニングは、時間、計算、財政的な資源といった重大な投資であるため、ほとんどの開発者がアクセスできるものではありません。Metaは、一般に利用可能なLLMであるLlama 2をリリースし、開発者が独自のLLMを実行し、デプロイできるようにするという大きな変化をもたらしました。しかし、それでもLLMを実行するためのインフラストラクチャへのアクセスと管理を必要とします。

現在、Cloudflare上ですでに構築を行っている100万人以上の開発者が、アプリケーションを充実させるために著名なLLMを利用することができるようになります。Cloudflareの超分散エッジネットワークにより、開発者はどこにいてもLlama 2でアプリケーションを構築できるようになり、CloudflareのData Localization Suiteを使えば、データがどこで扱われるかをコントロールしながら構築を実行できます。アプリケーション開発におけるCloudflareのプライバシー第一のアプローチは、推論に使用されるデータがLLMのトレーニングや改善に使用されないことを保証することで、企業が顧客からの信頼を得るのに役立ちます。

CloudflareのCEO兼共同創設者のMatthew Prince(マシュー・プリンス)は、次のように述べています。「これまでで最も堅牢なLLMの1つであるLlama 2を、設定不要ですべての開発者が利用できるようにすることで、これまで我々が想像していたような方法で生成AIを前進させることができます。Metaはオープンソースコミュニティに多大な貢献をしており、それと同じアプローチをAIに導入することで、データのローカライゼーションが組み込まれた強力なAIを、世界中のすべての開発者とそのコミュニティが利用できるようにすることができます」

Cloudflare(クラウドフレア)について

Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに複雑性やコストの削減を実現する、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、最もフル機能かつ統一されたクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供し、業務、開発、ビジネスの加速に欠かせないコントロールをあらゆる組織にもたらします。

世界最大級で相互接続数も最多級のネットワークを誇るCloudflareは、お客様のために日々何十億件ものオンライン脅威をブロックしています。大手企業、起業家、小企業、非営利団体、人権団体、政府機関まで、世界中で数百万に上る組織から信頼をお寄せいただいています。
Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細についてはcloudflare.com/connectivity-cloud、インターネットの最新トレンドとインサイトについては、https://radar.cloudflare.comをご覧ください。

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