誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare（クラウドフレア）は、本日、Microsoft Edgeで、Edge Secure Network機能を実現するために、Cloudflareのプライバシースタックの核ともいえるCloudflareのPrivacy Proxy技術が活用されると発表しました。この統合により、Microsoft Edgeユーザーは、Webサイト間で追跡されることなく、よりプライベートにインターネットを閲覧できるようになります。
私たちがインターネットをブラウズすると、訪れたサイト、特定のWebサイトで費やした時間、購 入した商品などの他にもプライベートな詳細情報など、そのアクティビティの「足あと」が残ります。この種の動作は、多くの広告での使用、注目される個人の活動の監視、有害または攻撃的と見なされるコンテンツの検閲などの目的で追跡または監視されます。ところが、これは最終的に、脅威を仕掛けようとする犯罪者にとっては、個人データの採集や売買に最適な宝の山を生み出します。この問題と対峙するために、ユーザーのトラフィックを安全でプライバシーに配慮したネットワークへルーティングすることでユーザーデバイスのIPアドレスを隠し、移動中のデータを暗号化して、悪意のある攻撃者が、ユーザーの実際の所在地やWebでの行動を把握しにくくします。
Cloudflareでは、Microsoft Edge Secure Networkとの連携により、プライバシー最優先のアプローチとして、暗号化されたトンネルを介してトラフィックをルーティングすることにより、ユーザーが安全でないHTTP接続などの潜在的に危険なURLへも安全にアクセスできるようにします。この統合によるEdgeユーザーのメリットは次のとおりです。
Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者（CEO）であるマシュー・プリンス（Matthew Prince）は、「プライバシー関連のニュースは扇動的で、ユーザーが匿名性を維持したり、個人データの安全を確保したりするユーザー自身の能力が妨げられるという、より根深い問題に目が向けられないことがよくあります。インターネットの速いペースに追いつくためには法律や反動的な行動を求める声は便利であるものの、プライバシーを強化した技術の導入など、先を見越した対策へ舵を切ることは避けられません。今回のMicrosoft Edgeとの統合は、カフェや空港のパブリックWi-Fiに接続したり、オンラインショッピングをしたり、インターネットとは切っても切り離せないIPアドレスをマスキングなど、さまざまな状況でインターネットユーザーに安心をもたらすことになるでしょう」と述べています。
Microsoft EdgeのプリンシパルプロダクトマネージャーであるAndrew Nolan氏は、「プライバシーを重視したテクノロジーの構築に定評があり、次世代のオープンなプライバシー対応プロトコル開発に積極的に取り組むCloudflareとの連携は我々にとっても楽しみです。この統合はプライバシーの確保とパフォーマンスの均衡を取り、ユーザーが最も必要とするタイミングで、ユーザーを守ることになります。Microsoft Edgeブラウザにプライバシー保護のテクノロジーを組み込むことは、ユーザーがオンラインでブラウジングするときに、高度なセキュリティと安心を提供するという我々の継続的なコミットメントを示すことでもあります」と述べています。
詳細については、以下のリソースをご確認ください。
Cloudflare（クラウドフレア）について Cloudflare, Inc. （NYSE：NET）は、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに複雑性の緩和やコストの削減を実現する、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、最も充実した機能かつ統一されたクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供し、業務、開発、ビ ジネスの加速に欠かせないコントロールをあらゆる組織にもたらします。
世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。
Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については、cloudflare.com/connectivity-cloud、インターネットの最新トレンドとインサイトについては、https://radar.cloudflare.comをご覧ください。
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