インターネットアプリケーションを高速化

インターネットアプリケーションにおいて高速で情報量の豊かなユーザーエクスペリエンスを提供し、エンゲージメントの改善、コンバージョン率の向上、コスト削減を実現します。

消費者はオンライン利用環境において高速で安定したアクセスを期待しています。インターネットアプリケーションでレイテンシーが生じ、インフラストラクチャのコストが増大する要因は、主に次の3つです。

  • 高密度CSS、高品質の画像や動画、javascriptなどが組み込まれ、複雑で重たいWebページ
  • 配信元インフラストラクチャへの情報送信回数を増加させる、パーソナライズされた双方向型の動的コンテンツ
  • 配信元インフラストラクチャへの長距離通信を必要とする、世界中に分散されたユーザー

Googleによると、わずか2秒の遅延で生じる訪問者1人あたりの収益減は4.3%を上回り、11秒の遅延は7%のコンバージョン率の低下につながります。2読み込みに時間のかかるインターネットアプリケーションは、ブランド認知の低下、顧客の生涯価値の下落の原因となるほか、収益の減少、運営コストの増大など、短期的な財務状況に悪影響を及ぼします。

レイテンシーや運営コストの増大に対処するには、高速で大規模なグローバルネットワークインフラストラクチャでインターネットアプリケーションをサポートする必要があります。新しく巧妙な攻撃からお客様を保護し、複雑なユースケースでも詳細設定を簡単に変更できるようにするには、パフォーマンスサービスにセキュリティ機能を搭載する必要があります。

グローバル規模

Cloudflareのグローバルエニーキャストネットワークは、世界74か国に152か所のデータセンターを備え、訪問者に最短距離でコンテンツを提供するため、レイテンシーと最初のバイトまでの時間を短縮します。

使いやすさ

Cloudflareの設定にかかる時間はわずか5分です。使いやすいダッシュボードで素早く詳細機能を設定し、複雑なアプリケーションのパフォーマンスを改善します。

セキュリティとパフォーマンスの機能を統合

Cloudflareはセキュリティサービスを内蔵しているため、DDoS攻撃、顧客データの漏えい、迷惑ボットを防御でき、しかもパフォーマンスを犠牲にしません。

パフォーマンスに影響を及ぼす課題

パフォーマンスに影響する可能性のあるネットワーク特性には、接続を確立する往復通信件数、リクエスト数、パケットのレイテンシー(距離またはスループット)、クライアント側のレンダリング時間、ペイロードサイズのばらつきなどがあります。さらに次の要因でインターネットアプリケーションのレイテンシーが生じる可能性があります。

複雑で重たいWebページ

複雑なCSS、高品質の画像/動画アセット、javascriptスニペットの多用などを原因として、平均ページサイズは増大し続けています。Webサイトの平均サイズは2010年には700 KBでしたが、2017年には3.4 MBとなりました。3 Webページのサイズ(「ペイロード」)が大きくなると、訪問者のブラウザーでレンダリングするため、ネットワークを介して送受するデータ量が増え、読み込み速度が低下します。

webpage diagram
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双方向性とパーソナライゼーション

動的コンテンツをフェッチすることでパーソナライズや双方向性をサポートするAPIをアプリケーションに搭載すると、配信元インフラストラクチャへの接続数と通信回数が増加し、パフォーマンスの低下や訪問者の満足度の低下につながります。

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世界中に分散している訪問者

現代のWebページ訪問者の世界分布はこれまでになく多様化しているため、従来より遠くまで、時にはネットワーク速度やリライアビリティの低い国々にもコンテンツを提供する必要があります。たとえばサンフランシスコに配信元サーバーがあるWebサイトに米国のユーザーと米国外のユーザーがほぼ同数訪問した場合、諸外国からの訪問はレイテンシーが増加します。

global users diagram

すべてのCloudflareデータセンターは、各種パフォーマンス機能が統合されたスタックを実行して一般的なパフォーマンス劣化の原因に対処しています。インターネットでアプリケーションの提供に時間がかかるといった問題の主な原因の多くは、これらの機能で解決できます。高速のWebアドレス検索から配信元サーバーへの高速配信まで、Cloudflareではリクエストの流れの要所要所においてトラフィックを高速化します。

Cloudflare performance services diagram Cloudflare performance services diagram

主な成果

2.7 TB

月間の帯域幅削減量

10倍~15倍

トラフィックスパイク時もパフォーマンスを維持

40%

Argo Smart RoutingによるWebパフォーマンスの向上率

導入事例を読む

「Cloudflareと複数のプロバイダーを組み合わせることで、当社のサイトは非常に軽く簡単に展開、稼働しています。当社と同様の問題を抱えるすべての企業にCloudflareをおすすめします」

Jared Hales氏

エンジニアリング担当ディレクター

その他のCloudflareのパフォーマンスユースケース

optimize mobile and video experiences diagram

モバイル利用環境を高速化

モバイルクライアントにはパフォーマンスやコンテンツ配信の制約があり、ユーザーエクスペリエンスが損なわれます。配信元サーバーからの距離、デバイスタイプ、ネットワークの稼働状態にかかわらず高速なモバイル利用環境を提供することで、エンゲージメントとコンバージョン率が向上します。

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アプリケーションの可用性を確保

インフラストラクチャの負荷が高まったり、利用できなくなったりすると、ユーザーはアプリケーションにアクセスできません。不測のトラフィックスパイクやインフラストラクチャの停電が発生した際にも、常にインターネットアプリケーションを高速で利用可能、拡張可能な状態にしておきましょう。

Cloudflareのお客様

10,000,000を超えるインターネットアプリケーションとAPI

Cloudflareの特徴

Cloudflareのパフォーマンスとセキュリティサービスは、DDoS攻撃、迷惑ボット、データ漏えいから保護しながら、連携してWebサイト、モバイルアプリ、APIエンドツーエンドのレイテンシーを削減します。

パフォーマンス

Cloudflareのパフォーマンスサービスは、アプリケーションの可用性を維持しながらWebとモバイルのパフォーマンスを高速化することで、コンバージョン率を高め、顧客離れを防ぎ、訪問者の操作性を向上します。

  • コンテンツ配信ネットワーク(CDN)

    CloudflareのエニーキャストCDNは、74か国に152か所あるデータセンターで静的コンテンツをエッジに保存し、地理的距離が最も近い場所で訪問者に資産を配信することでレイテンシーを低減します。
  • Webサイトの最適化

    Cloudflareにはインターネットアセットのパフォーマンスを向上する一連のWeb最適化が組み込まれています。最適化には、HTTP/2、TLS 1.3などの最新のWeb標準や、画像およびモバイルデバイスの訪問者に対する独自の拡張機能が含まれます。
  • DNS

    Cloudflareはグロ-バルDNSトラフィック全体の39%を超えるルーティングを担う世界最速のマネージドDNSプロバイダーです。Cloudflareは複数の方法でオンライン資産のパフォーマンスの最大化を実現します。
  • 負荷分散

    Cloudflare Load Balancingは負荷分散、地理的ルーティング、モニタリング、単一のハイブリッドクラウド環境とマルチクラウド環境のフェイルオーバーを提供し、パフォーマンスと可用性を強化します。
  • Argo Smart Routing

    Argo Smart RoutingはCloudflareのプライベートネットワークで最も混雑が少なく、最も信頼性の高いパスに訪問者をルーティングすることで、インターネットアセットのパフォーマンスを平均で35%向上します。
  • Railgun

    Railgunは高画質映像の圧縮に使用されているのと似ている方法を利用して、以前はキャッシュ不可能であったWebオブジェクトを最大99.6%圧縮します。これにより、パフォーマンスが平均200%向上します。
  • Stream

    Cloudflare Streamはデータストレージ、メディアエンコーディング、コンテンツ埋め込みと再生、地域別配信、分析を操作し、ビデオストリーミングを容易にします。
  • Workers

    Cloudflare Workersを使用して、開発者は世界152か所にあるCloudflareのデータセンターでJavaScript Service Workerを実行できます。
  • Mobile SDK

    CloudflareのMobile SDKはあらゆるグローバルキャリアネットワークでアプリケーションパフォーマンスとロード時間を可視化します。

セキュリティ

Cloudflareのセキュリティサービスは、DDoS攻撃、迷惑ボット、データ漏えいからお客様を保護することで、顧客の損失、収益低下、ブランド名低下のリスクを低減します。

  • エニーキャストネットワーク

    Cloudflareのエニーキャストネットワークは74における152か所のデータセンターと15 Tbpsの容量を有し、インターネット資産の可用性とパフォーマンスを維持しながら、分散された攻撃トラフィックを地理別に吸収します。
  • DNSSEC

    DNSSECはスプーフィング不可能なインターネットの発信者IDです。このIDによってWebアプリケーションのトラフィックが正しいサーバーに安全にルーティングされることが保証されるため、サイトの訪問者は隠れた「中間者」攻撃者に妨害されません。
  • Webアプリケーションファイアウォール(WAF)

    CloudflareのエンタープライズクラスのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)は、OWASP Top 10ルールセット、アプリケーション固有のルールセット、カスタムルールセットを使用して、ネットワークエッジでアプリケーション層の一般的な脆弱性を検出し、ブロックします。
  • Rate Limiting

    Rate Limitingは不審なリクエストレートの訪問者を微細なコントロールでブロックまたは識別し、重要なリソースを保護します。
  • SSL/TLS

    Transport Security Layer(TLS)暗号化は、訪問者と配信元サーバー間のHTTPS接続を確立し、中間者攻撃、パケットスニッフィング、Webブラウザーに表示される信頼性の警告などを防止します。
  • 安全なレジストラー

    Cloudflareは、レジスターアカウントへのすべての変更を人の手を介してオンラインとオフラインで検証し、組織をドメインハイジャックから保護するICANN認定レジストラーです。
  • Orbit

    Cloudflare Orbitはモノのインターネットデバイスに関するセキュリティ関連の問題をネットワークレベルで解決します。
  • Argo Tunnel

    Cloudflareはパブリック受信ポートを開かずに、最も近いデータセンターとアプリケーションの配信元サーバー間に暗号化されたトンネルを作成します。
  • Workers

    Cloudflare Workersを使用して、開発者は世界152か所にあるCloudflareのデータセンターでJavaScript Service Workerを実行できます。
  • アクセス

    Cloudflare上のあらゆるドメイン、アプリケーション、パスへのユーザーアクセスを保護、認証、監視します。
  • Spectrum

    SpectrumではCloudflareのエニーキャストネットワークを通るWebトラフィック以外のトラフィックにプロキシ処理を行うことにより、TCPアプリケーションおよびポートを帯域幅消費型DDoS攻撃やデータ窃盗から保護します。

1 Schurman, Eric, Bing and Brutlag, Jake, Google Search. Performance Related Changes and their User Impact. 2009年, Velocity Conference

2 Simic, Bojan. The Performance of Web Applications: Customers Are Won or Lost in One Second. 2008年11月, Aberdeen Group

3 「HTTP Archive」http://httparchive.org/compare.php?&r1=Nov%2015%202010&s1=All&r2=Nov%2015%202017&s2=All