DeNAは、「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」というミッションのもと、ゲーム、ライブコミュニティ、スポーツ・まちづくり、ヘルスケア・メディカルなど幅広く事業を展開していることが特長です。創業以来、挑戦心あふれる社員の強い情熱と高い技術力を中軸に数々の事業を生み出してきました。事業価値の最大化と課題解決のためのAI活用と独自のデータ分析手法によって、顧客ニーズを的確に捉えた付加価値の高いサービス開発から運用までを行っています。1999年3月設立、東証プライム市場上場(銘柄コード:2432)。詳細はhttps://dena.com/jp/
DeNAはハイブリッドワークを行っており、従業員のほとんどは日本にいます。2023年には、 VPN接続の問題が増加し、従業員が社内リソースにアクセスできない場合がありました。生産性への影響に加え、DeNAのITヘルプデスクでは、従業員が社内ネットワークにアクセスできないという報告が増え、問い合わせチケットの増加が見られました。
DeNAは、VPN接続の問題の解決に役立つ代替ソリューションを探し始めました。いくつかの異なるプロバイダーを評価した結果、同社はCloudflareのゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA) サービスを導入し、 VPNを徐々に置き換えることにしました。
DeNAのIT戦略部システム基盤グループの酒井勝洋氏は、使い勝手と信頼性がこの決定の重要な要因とし、「当社のエンジニアが、契約を締結する前にCloudflareのデバイスクライアントであるWARPをテストしたところ、安定しており、切断されないことがわかりました。 Cloudflareは、良質なソリューションを手頃な価格で、素晴らしいカスタマーサービスと共に提供してくれました。」と述べました。
Cloudflare Accessをデプロイしてから、DeNAでは従業員による既存のVPNからの移行を進めています。酒井氏は、「Cloudflareを導入して以来、VPN関連の問題の解決時間が大幅に短縮され、以前は解決できなかった問題が解消されました。」と述べています。
Cloudflareの導入後、VPN関連の問題の解決にかかる平均時間が82%短縮されました。DeNAでは、月に平均400時間以上のチケット解決時間を削減できました。
DeNAでは毎年12月に、社内環境内の様々なツールについてフィードバックを求める従業員向けアンケートを実施しています。2024年の調査では、VPN関連の問題を排除しつつ、接続の安定性とネットワーク品質を強化されたというCloudflareに対するフィードバックが圧倒的に多くみられました。