DI.FMはBackblazeとCloudflareのBandwidth Allianceを利用してエグレス料金を回避

Digitally Imported(DI.FM)は、全世界の電子音楽ファンのために音楽を配信するオンラインラジオサイトです。1つのチャンネルだけで1999年に設立されたDI.FMは、今ではWeb、モバイルアプリケーション、サードパーティストリーミングパートナーを通じて90以上の専門チャンネルを提供しています。DI.FMは、100%人間が厳選した電子音楽の膨大なカタログを通じて、真正性、独創性、深みのある優れたリスニング体験を提供できるようにしています。

課題

DI.FMは、同じ場所にある配信元サーバーから全世界のストリーミングメディアを確実に配信するために、信頼できるグローバル配信/パフォーマンスプラットフォームを探していました。さらに、ストレージ、配信元からコンテンツ配信プラットフォームへのデータ転送、エンドユーザーへの最終的な配信にかかる高い料金を支払わずに、それを実現したかったのです(多くのクラウドベンダーはパイプラインの各段階で追加料金を請求します)。

ここで登場するのがBandwidth Allianceです。Backblazeの低コストのオブジェクトストレージとクラス最高のCDNを含むCloudflareのグローバルクラウドプラットフォームを組み合わせることで、DI.FMは、大幅なコスト削減を実現する一方で、ハイブリッドインフラストラクチャとの統合に適した最先端の耐障害性に優れたメディアストリーミングソリューションを見つけることができました。

Bandwidth Allianceソリューション bandwidth alliance logo

メディアストリーミングは、DI.FMのビジネスの中核であり、配信を処理するグローバルなクラウドプラットフォームなしでは、DI.FMのプロダクトは機能しません。透過的かつ予測可能な料金設定とグローバルな顧客ベースにサービスを提供するのに十分な容量を持つパートナーが必要になります。

当初DI.FMがパートナー候補を評価したとき、配信元とCDN間の料金設定ならびにCDNのポイントオブプレゼンスとエンドユーザー間の転送のコストに焦点を当てました。DI.FMが評価した多くのベンダーは、こうしたデータ転送に過剰な料金を請求していました。追加料金を含めるために複雑なバンドルを使用し、DI.FMが必要とするグローバルカバレッジを持っていませんでした。

Bandwidth Allianceが決定要因となりました。Cloudflareに移行すると、DI.FMは、すぐに世界90か国、200以上の都市に広がるCloudflareのグローバルネットワークからコンテンツを配信できるようになりました。今では、これまでリモートサーバーからコンテンツをストリーミングすることによるレイテンシーに対処しなければならなかったリスナーのユーザー体験は大幅に向上しました。チューンインレイテンシー(再生ボタンを押してからオーディオが開始するまでの遅延)は300ミリ秒も低減しました。

メディアストリーミングとWebコンテンツの配信にCloudflareを使用することに加えて、DI.FMはCloudflareの堅牢なセキュリティ保護機能も使用して、配信元サーバーの場所を難読化するなど、DI.FMのサイトとAPIの安全を確保しています。

また、DI.FMは、AWSのS3と同等のアクティブオブジェクトストレージを低コストで提供する、BackblazeのB2ストレージを利用し始めました。BackblazeとCloudflareはBandwidth Allianceのパートナーであるため、通常ほかのクラウドベンダーが請求するエグレス料金が免除されます。つまり、DI.FMはコンテンツをBackblazeのストレージからCloudflareのグローバルネットワークに移動するのに料金を支払わなくて済みます。

「DI.FMは、Bandwidth Allianceのおかげで高まる需要に合わせて効率よく拡大する準備を整えることができます。S3のコストの4分の1でBackblaze B2にコンテンツを保存して、そのコンテンツをエグレス料金のないCloudflareのグローバルな配信ネットワークを介して移動します」とBackblazeのセールス担当VPのNilay Patel氏は言います。

Bandwidth Allianceについて

多くのクラウドプロバイダーが請求するデータ転送料金は、クラウドホスティングコストの大きな部分を占める場合があります。クラウドプロバイダーは独自のグローバルな通信ネットワークを使用したり、トランジットサービスプロバイダーを使用してトラフィックを搬送したりするため、インフラストラクチャコストが発生し、それをデータ転送料金として顧客に転嫁します。

Cloudflare経由でトラフィックをユーザーに配信するほとんどのクラウドプロバイダーは、全世界の同じデータセンターでCloudflareとプレゼンスを共有します。こうしたデータセンターでは、トラフィックはピアリング接続を介してローカルで転送されるため、インフラストラクチャコストとトランジット料金を最小限に抑えることができます。 当社のパートナーは、データ転送料金の免除や割引を行い、そのコスト削減分を共通の顧客に還元します。

DI.FMはBackblazeとCloudflareのBandwidth Allianceを利用してエグレス料金を回避
主な成果

• DI.FMは、Bandwidth Allianceを通じてCloudflareとBackblazeを同時に使用することで、エグレス料金を回避しました。

• Cloudflareのグローバルネットワーク経由でコンテンツを配信することで、リスナーのレイテンシーを300ミリ秒も短縮することができました。

• DI.FMは、同じ統合ダッシュボードから、Cloudflareの堅牢なセキュリティ保護も利用しています。

DI.FMは、Bandwidth Allianceのおかげで高まる需要に合わせて効率よく拡大する準備を整えることができます。S3のコストの4分の1でBackblaze B2にコンテンツを保存して、そのコンテンツをエグレス料金のないCloudflareのグローバルな配信ネットワークを介して移動します。

Nilay Patel氏
Backblaze、セールス担当VP