Better World Ed

「セキュリティはCloudflareに任せて、私たちはより良い世界的教育コンテンツの制作に注力できます。」

Better World Edは、学習の人間化を使命とする非営利団体です。2014年以来、教育者や親、生徒が実生活を学習に取り入れるための支援として、ワードレスビデオ(言葉のない動画)やヒューマンストーリー(人間の物語)を制作し、レッスンプランを作成してきました。

エグゼクティブディレクターのAbhi Nangia氏は、教育に対する従来のアプローチを人間らしいものに変えようと、この団体を立ち上げました。

「私はこれまでずっと、人間と現実世界について大きな疑問を抱いてきました」と、Nangia氏は述べています。「学生時代も、そうした大きな疑問の答えを、有意義かつ関心を喚起するような方法で探求することは非常に難しく、コンテンツが酷くつまらないものになり勝ちでした。コンテンツがつまらないと、ほとんどの子供は関心を示しません。しかし、より良い世界を築くには、有意義な変革に私たち全員が関心を持たなければならないのです。Better World Edは、この世界や互いに関する学びをより人間的で有意義な経験にし、若いうちから人間関係を新たに構築していけるようにする取り組みです。

教育への総合的アプローチ

Better World Edのワードレスビデオには、言葉の障壁がなく、全世界で使うことができます。「言葉のない動画なら、学習者は評価する前に好奇心を示します。言葉を超越して想像を膨らませることができるのです」とNangia氏は言います。

2022年現在、同団体には、算数、識字、思いやり、グローバル意識、好奇心、所属意識をテーマとする50以上のワードレスビデオと150以上のヒューマンストーリーがあります。Better World Edは、米国、インド、オーストラリアなど世界各地の教育者が使っています。

グローバルな信頼性を確保

Nangia氏がプロジェクトGalileoのことを聞いた時、世界中でBetter World Edにアクセスできるようにする機会だと感じました。「プロジェクトGalileoで安全にリーチを広げ、私たちのワードレスビデオを世界中のオーディエンスに届けて、より良い世界に向けて前進できると思い、参加しました。」

Cloudflareの導入前はBetter World EdのWebサイトをハッキングしようとする試みがあり、教育者と学習者の双方に一貫したアクセスを保証できない恐れがありました。

「世界では昨今、サイバーセキュリティの重要性が高まっています。良い影響をもたらそうとする非営利団体がサイバーセキュリティを心配しなくて済む世界であればいいのにとは思いますが、私たちのWebサイトをハッキングしようとした人がいるのが現実です。私たちは小チームで、限られた帯域幅しかありません。CloudflareのプロジェクトGalileoのおかげでセキュリティを強化することができ、Webサイトがしっかりしたセキュリティで守られているという信頼感があるので安心していられます。」(Nangia氏)

Cloudflareへのオンボードは「極めて簡単」で、技術的ヘルプは一切不要でした。以来、Better World Edのサイトが攻撃でダウンしたことはないと、Nangia氏は言います。

Better World Ed

プロジェクトGalileoのおかげでセキュリティを強化することができ、Webサイトがしっかりしたセキュリティで守られているという信頼感があるので安心していられます。

Abhi Nangia氏
エグゼクティブディレクター