トップレベルドメインは、ドメイン名の末尾にあるもので、ドメイン名を分類するために重要であり、DNS検索に不可欠なものです。
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DNS階層構造においてトップレベルドメイン(TLD)とは、ルートゾーンの後の最初の停留所を表します。簡単に言うと、TLDはドメイン名の最後のドットの後に続くすべてのものです。例えば、「google.com」というドメイン名では「.com」がTLDになります。その他の一般的なTLDには、「.org」、「.uk」、「.edu」などがあります。
TLDは、DNSの検索プロセスにおいて重要な役割を担っています。すべてのキャッシュされていないリクエストの場合、ユーザーがブラウザのウィンドウに「google.com」などのドメイン名を入力すると、DNSリゾルバーがTLDサーバーと通信して検索を開始します。この場合のTLDは「.com」です。リゾルバーはTLD DNSサーバーに問い合わせ、TLD DNSサーバーはリゾルバーにGoogleのオリジンサーバーのIPアドレスを提供します。
Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、インターネット上で使用されるすべてのTLDに関する権限を有しており、これらのTLDに関する責任をさまざまな組織に委任しています。例えば、VeriSignという米国企業は「.com」と「.net」のTLDのすべてを運営しています。
TLDのもう一つの目的は、ドメイン名の分類と、目的を伝達することです。どのTLDも、その前にあるドメインがどのようなものであるかを教えてくれます。いくつかの例を見てみましょう。
また、TLD自体もいくつかのグループに分類されています。
現在では、非常に多くのTLDが選択できるようになり、新しいドメイン名を登録しようとする人にとって、その選択に圧倒されることがあります。長年にわたり、「.com」は、まともな企業だと思われたい企業にとって唯一の選択肢だと考えられてきました。しかし専門家らは、「.com」ドメインの供給が減り、新しいTLDが勢いを増すにつれて、代替TLDに対する認識が大きく変化していくだろうと予測しています。TwitterやAppleのような大企業が自社製品に代替TLDを採用し始めており(それぞれt.coおよびitun.es)、すでにこの変化が起こっています。したがって、「.com」ドメインにこだわるよりも、代替TLDを使って賢く記憶に残るドメイン名を作成する方がよいかもしれません。
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